特長を知って有効活用

カラーチャート

客観的判断基準として有効

製造に関わる企業は、お客様からいつも同じものを作り続けていることを前提としての取引を求められています。しかしながら、いつもと同じ原料を使用し、同じ機械により同じ工程を行っていても、ちょっとしたボタンの掛け違いで、ごくまれに微妙に違う製品が出現するものなのです。そういった時に、出荷の可否について、経験者が判断するという方法もありますが、客観的な判断をすることは難しいものです。そういった時に、できるだけ客観的な判定を行う方法として、色に関しては色差計を利用するという方法があります。色差計は、対象物に光を照射し、その反射光と比較し、各対象物の吸光度を知ることによって、結果を数値で表すようになっています。色差計は、対象物との比較したときの色の違いの大きさを表しており、数値が大きいほど色が違っているということを意味します。一般的に色差はΔEで表され、ΔEの大きさにより、わずかに違う、あるいは明らかに違う、といった判定をすることができるのです。こうした数値を言葉で表し、予め決めておいた製品規格を参照し、出荷判定として使うことができるわけです。この色差計を使用すると、こうした客観的な視点での製品出荷判定が可能となるとため、顧客からの問い合わせに対しても、明確な返答をすることができます。また、新製品の契約をする際に製品規格を決定するときにも、数値範囲を明示することができるため、気持ちの良い取引につながります。